デジタルペイシェント部門
髙橋 秀徳
デジタルペイシェント部門長
筑波大学医学医療系教授(サイバーメディスン研究センター専任)
自治医科大学眼科学講座准教授
自治医科大学データサイエンスセンター副センター長
DeepEyeVision株式会社代表取締役
日本眼科AI学会評議員
日本眼科学会戦略企画会議第五委員会
「次世代医療(AI、ビッグデータ、遠隔医療)」委員
- 大規模マルチモーダルモデルを始めとした人工知能による眼科診断を研究しています。大学をハブとする眼科ビッグデータ基盤を確立し、大学発ベンチャーのDeepEyeVision株式会社を設立しました。研究パイプラインをベンチャーの開発パイプラインに繋げ、既に2つの認証AI医療機器プログラムを上市しています(超広角カラー眼底像の血管密度逸脱可視化AIのDeepEyeVision for Californiaと通常画角眼底写真の健常逸脱部位可視化AIのDeepEyeVision for RetinaStation)。NEDOや戦略的イノベーション創造プログラムに採択、眼内液3万検体を用いたオミックス研究と合わせて、病態解明と、専門的な診断を全ての医師に可能にするAIを進めます。
新井 哲明
筑波大学 医学医療系臨床医学域精神医学 教授
筑波大学附属病院 認知症疾患センター部長
筑波大学人間総合科学学術院長
日本神経精神医学会副理事長
日本老年精神医学会副理事長
日本精神神経学会代議員
- 臨床精神医学、老年精神医学、神経病理学をキーワードとして、認知症の病態解明と臨床応用の研究を進めています。認知症の脳内基盤の解明を目指しつつ、AIを活用した早期診断法開発、多因子介入による進行予防を展開しています。
石川 栄一
筑波大学医学医療系 教授(脳神経外科)
筑波大学附属病院 部長(てんかんセンター)
日本脳神経外科学会 代議員
日本脳腫瘍病理学会 理事
日本脳神経外科認知症学会 理事
日本術中画像情報学会 理事
NPO法人 筑波脳神経外科研究会 理事
- 脳神経外科疾患に対する治療成績向上を目指す研究を行っています。特に、脳腫瘍、脳卒中(後遺症を含む)、てんかんに関連した研究に重点をおいています。脳卒中などに対するロボットリハビリテーションの応用についても研究を行っています。
斉木 臣二
筑波大学医学医療系教授
筑波大学附属病院脳神経内科長
- 生化学・細胞生物学を用いた診断・治療に直結しうる研究成果を、患者さんから頂いた生体ビッグデータを用いて検証しています。
島野 仁
筑波大学医学医療系教授
筑波大学附属病院 内分泌代謝・糖尿病内科診療科長
筑波大学生存ダイナミクスセンター(TARA)運営委員
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構( IIIS)学内連携
日本動脈硬化学会理事長
日本臨床分子医学会理事長
- 内分泌・代謝のダイナミズムそして脂質の多様性を通じて、いろいろな臓器さまざまな疾患を解析し、そして各専門科を有機的につないでいきます。医療サンプルの新しいモダリティを用いた可視化技術、インフォマティクス、数理的計算科学的解析と脂質生化学の融合を通じて、次世代の医学:リピッドメディシンを創出します。
國府田 正雄
筑波大学医学医療系 准教授(整形外科)
日本脊椎脊髄病学会 理事
NPO法人国際頚椎学会日本機構 代表
- 脊椎脊髄疾患に対する保存療法・手術療法の治療成績向上を目指す研究を、全国多施設で行っています。ひとたび損傷されると再生しないとされている脊髄の再生を目指す研究を、動物実験・治験ともに進めています。
各種疾患に対するロボットリハビリテーションの応用についても研究を進めています。
小林 佑介
筑波大学医学医療系 産科婦人科学 准教授
筑波大学医学類 国際交流委員会委員長
日本婦人科腫瘍学会 代議員/渉外委員会委員/編集委員会委員、日本臨床細胞学会 評議員、日本遺伝性腫瘍学会 評議員/編集委員会委員長/財務委員会委員、日本産科婦人科遺伝診療学会 代議員、婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG) 日韓・AGOG委員会委員長/卵巣がん委員会委員/施設監査・認定委員会委員、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 教育部会副部会長/編集部会部会員、日本人類遺伝学会 評議員/保険委員会委員、遺伝子診療部門連絡会議 Actionability Working Group-Japan 委員会委員
- 婦人科腫瘍及び遺伝性腫瘍を専門にしておりますが、基礎研究からトランスレーショナル研究も取り組んでおり、腫瘍だけでなく女性ヘルスケアも研究対象としています。女性を対象とした研究をご検討の際にはぜひお声がけください。
鈴木 寿人
筑波大学医学医療系准教授
筑波大学附属病院つくば予防医学研究センター副センター長
小児内科・遺伝診療科
慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター特任准教授
- 私は小児科医および臨床遺伝専門医として、大学病院での診療に携わっています。主な専門は遺伝子解析で、ヒトの約30億塩基対の配列から、疾患の原因となる1つか2つの遺伝子の変化を検出し、希少疾患の診断などを行っています。遺伝子解析の分野は、遺伝子配列データからさまざまなプログラムやツールを利用しますが、その多くは、開発途中のものも多数あり、ツールを実行するにも、プログラミングの知識が必要になることが多いです。私自身はプログラムやツールを開発するほどの知識や技術は持ち合わせていませんが、①臨床の現場において困っている部分のどこをプログラムやツールで簡略化できるのか、②情報学研究者が開発した技術をどのように臨床実装していくのか、臨床医学と情報学の橋渡しをすることができると考えています。この事業を通じて、異分野の橋渡しをすることで、患者さんへ正確な診断や負担の少ない検査など届けたいと考えています。
関谷 元博
筑波大学医学医療系准教授
筑波大学附属病院 内分泌代謝・糖尿病内科
AMED革新的先端研究支援事業(老化プロジェクト)PRIME研究代表 (2022-2026)
AMED循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化事業研究代表(2022-2025)
- 代謝は生命誕生の時までその起源をさかのぼることができ、代謝疾患のみならずありとあらゆる生命現象に重要な役割を果たしています。我々は代謝産物の動きをモニターする代謝産物センサー分子を手掛かりに新しい代謝システムの同定や様々な形での医療応用を開発し、生命現象の斬新な基礎的理解と明日の患者さんにお届けできるような画期的な医療応用の開発の両輪で研究を進めています。
根本 清貴
筑波大学医学医療系准教授
筑波大学附属病院 病院長補佐(外来・医療DX担当)
- 精神科医であると同時に脳画像解析に興味を持って研究および教育に携わっています。脳画像から情報を抽出し、臨床でも役立つ指標とすること、また、脳の健康度を指標化し、様々なサービスとの連携を模索することも行ってきています。さらに脳画像解析に特化したLinuxを開発し、それらを用いた教育活動にも熱心に携わっています。
丸島 愛樹
筑波大学医学医療系 准教授
脳卒中科、救急・集中治療科、脳神経外科
サイバニクス研究センター
筑波大学附属病院未来医工融合センター 副センター長
CrestecBio株式会社 代表取締役(筑波大学発ベンチャー)
- 脳神経外科と救急医療を専門にする臨床医です。医療課題を解決するための基礎・臨床研究を数多く実施しています。研究成果を医療現場で実用化するために、自身がCEOを務める筑波大学発ベンチャーの設立、企業との共同研究、医師主導治験などを実施しています。当事業ではヒト情報によるデータ駆動開発を進め、シーズの研究開発を促進させます。
ザボロノク
アレクサンドル
筑波大学医学医療系 助教(脳神経外科)
日本脳神経外科学会
会員NPO法人筑波脳神経外科研究会 会員
日本医学英語教育学会 会員日本医学物理学会 会員
- 脳神経外科医(ベラルーシ)で、筑波大学脳神経外科で博士課程を卒業しました。脳腫瘍の中性子捕捉療法のための新たの化合物を開発しています。脳卒中患者に対する新たなリハビリテーション創出に向けたハンドジェスチャー筋電位解析システムの開発および臨床試験にも参加しています。医療英語を教え、若手医師による脳神経外科の論文執筆を指導しています。
三木 春香
筑波大学医学医療系 医療科学類 准教授
(膠原病リウマチアレルギー内科学)
日本アレルギー学会 専門医・指導医
日本免疫学会 評議員
- 世界中でアレルギー患者数は年々増加しており、日本では約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していると報告されています。重症のアレルギー反応は生命に関わるものである一方、日常的なアレルギー症状は生活の質や仕事の効率を低下させ、社会的損失にもつながります。
私は免疫学的アプローチにより、重症喘息や薬剤アレルギーのバイオマーカーの特定や、新規治療標的の抽出のための研究を行っています。また、アレルゲン免疫療法の新規アジュバンドの開発にも取り組んでいます。血清オミックス・ゲノム解析・AI診断技術を取り入れた研究により、アレルギーにより損なわれた生活の質を改善し、より豊かな生活を実現することを目指しています。
宮本 崇史
筑波大学医学医療系助教
ツクバ・トップ・ランナー教員(筑波大学)
- 食を通してヒトと地球の健康を実現するPlanetary Health Nutritionの創出を目指した研究を進めています。具体的には、過栄養や栄養失調に代表される、数日以上にわたる栄養環境の変化が『栄養ストレス』として、細胞・個体レベルでHomeostatic Set Pointの遷移を誘導するメカニズムの解明や、その解明に必要な周辺機器・解析技術の開発といった基礎研究から、ヒトの健康状態をリアルタイムでモニタリングするデバイスの開発や、地球に負荷をかけないPlanetary Health Foodの開発といった応用研究まで、幅広く実施しています。
アナスタシエフ
アレクセイ
筑波大学病院脳神経外科研究員
JST共創の場デジタルバイオエコノミー
サイバーメディスン研究センターメンバー
- 私は整形外科医(ロシアの医師免許保持者)であり、臨床試験管理に熟練した研究者です。私の専門分野は生物医学とプログラミングの交差点にあり、機械学習と人体バイオシグナル処理に関する学際的な博士号を取得しています。2017年以来、私はバーチャルリアリティ(VR)の愛好者であり、デジタルリアリティが医療と教育における大きな飛躍をもたらすと信じています。